「コミュニケーションが苦手」
「人とうまく話せない」
「何と声をかけていいのかわからない」
「会話が続かずにシーンとなってしまう」
「自分では一生懸命に話をしたいと思っているのに、なぜいつもうまくいかないのだろう」
こう思って悩んでいませんか?
今回は、相手とコミュニケーションがうまく取れない人の3つの原因と解決策を簡単に説明したいと思います。
1.自分のことだけを話していませんか?
1.気が付くと、相手の話を聞かずに自分が話したいことだけを話してしまっている。
2.相手が話している間に何か話を挟んで、相手の話したいことを最後まで聞かずに、途中からアドバイスや自分の話をして話をさえぎっている。
こんなこと、思い当たりませんか?
これは、「私の話を聞いて」「私をかまって」「自分のことを自慢したい」という気持ち強すぎることが原因です。
自分の話ばかりされても、相手にとってはつまらないし、「この人自慢ばかり」と思われてしまったり、「話しているのに、いつも途中でアドバイスや自分の話にすり替えられてばかりでこの人と話していてもつまらない」と思われているのかもしれません。
「本当は、自分のことばかり話したくないのに・・・」
「自慢ばかりしているつもりはないのに・・・」
どうしても、「自分にかまって」「自慢話をしてしまう」と自分を大きく見せてしまう。
それは、【自分自身の自信のなさ】から来ているのかもしれません。
そして、その原因は、幼いころから十分な愛情をもらえなかったことが発端となる場合が多いです。
コミュニケーションが取れないと悩んでいる原因の一つは、相手との会話のキャッチボールがうまくいっていないことかもしれません。
一度相手の話を最後まで聞くことを意識してみる
自分に自信をつける方法を見つけてみてみる
それを意識すると、コミュニケーションが少しずつ相手と取れてくるかもしれませんよ。
話している相手の顔をみて、目を合わせていますか?
1.自分が話をするとき、相手と目を合わせずに、話しながらどこかを見ている。
2.相手が話しているときも、下やどこかを見ていて、目が泳いでいる。
自分では真剣に話したり聞いているのに、相手の目で見てみると、相手は、
「私の話を聞いていないのかな。私に関心がないのかな」
と、話を聞いてくれていないように相手には思われてしまっているかもしれません。
それは、どうしても「コミュニケーションが苦手」という意識から、
「本当に私の話を聞いてくれているのかな」「この状況から逃れたい」などの
【不安】というマイナスの気持ちが強いせいかもしれません。
不安な思いでいる間というのは、会話や心のベクトルがずうっと相手ではなく、自分に向かってしまっているので、一度、相手が会話をしている内容を聞くことを意識してみてください。
自然と相手の会話の中から関心することや共感することなどが出てきたときには、自分の中から自然な感情の言葉が出てくるでしょうし、会話は言葉だけではなく、笑顔や態度からも、自分の話に興味を持っているのかが伝わります。
何か言葉を出さなければ!と思うのではなく、前かがみで一生懸命に話を聞くことに意識して、相手の目(見れなければ顔全体)を見て話すことや、笑顔を意識するだけでも、会話が弾んでくるかもしれませんよ。
一般常識を知っていますか?
大人になって、「それは常識だよ」と教えてくれる人はほとんどいません。
社会などの情報に鈍感すぎて、会話が的外れなものになってしまったり、話についていけないだけでも、うまくコミュニケーションが取れない原因になっていることがあります。
親の過保護であったり、成長する過程で、一般的な常識を教えてもらえなかったことから来ることもあります。
ただ、それを親のせいにするだけでは解決には向かいません。
コミュニケーションが苦手だと思うのであれば、特に、自分から社会情勢などの情報にアンテナを張っておいて、頭に入れておくだけでも会話の幅は広がりますし、相手の話で知らないことがあったら、興味をもって質問してみるのもよいかもしれません。
【まとめ】 一度に解決はできません、自分のペースでゆっくりと
苦手という意識を持っている間は、ずうっと自分にベクトルが向いてしまっていて.相手を受け入れられないことなどもあります。
ただ、「コミュニケーションが苦手」と悩むだけではなく、例えば、今日は、頑張って笑顔を意識しようなど、一つ一つ意識や行動を変えていけば大丈夫です。
焦らずに、たとえうまくいかなかったとしても、その時の「行動」が何がいけなかったのかな?と考えてみて、自分がダメなんだと落ち込まずにという気楽な気持ちでやってみてください。
どうしてもクリアできない障害の部分を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、「会話を楽しんでいこう」と無理せずに進んでいくと、少しずつ苦手意識も変わってくるかもしれませんよ。
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